Thursday, April 29, 2010

台湾のメンマとたくあん。

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メンマやタケノコは台湾の名物ですから、台湾の家庭ではよく食べます。スープ麺に入れるのはもっぱら油漬けにしたタケノコの水煮より、普通のタケノコの細切りが多いです。逆に、日本で典型的なラーメンに入っているいわゆるメンマというやつは、逆にご飯と一緒に食べることが多いのです。

画像は日本にも支店があった有名なチェーン店、「鬍鬚張」の魯肉飯と豚足、貢丸湯のセットです。屋台にはセットはないですが、このようなオーダーの仕方は典型的なものです。逆にデパートのフードコートや高速道路のサービスエリアなどでは、このようなセットが普通です。

魯肉飯と控肉飯は共に豚肉の醤油煮込みご飯で、違いは前者は肉がひき肉になっていて、後者は角煮のように塊りのままだということです。

漢字は、それぞれ台湾語の「ろーばーぷん」と「こんばーぷん」の当て字なので、どんな漢字を使うかは店によってばらつきがありますが、内容は大体同じです。

普通は何も言わなくてもメンマとたくあんがついてきます。味は両方とも日本のものとほとんど同じで、たくあんは台湾語(台湾閩南語)でも「たーくーあん」といいます。

北京語(台湾華語)では、色が黄色く、漬物全体を「醬瓜」というので、たくあんのことを「黃瓜」という人が多いですが、これは正確には野菜のきゅうりのことなので、あまり正確ではありません。たくあんはもちろん、きゅうりじゃなくて大根ですよね。(中華系人はあまり正確な呼び名にこだわらない性格の人が多いようです。)