最近日本に帰ったとき、弟に「君はちっちゃいころマヨラーだったもんね」と言われました。
何を隠そう、今は「ミソラー」です。
「コレステロールを下げないと、養子縁組はやばい」とソーシャルワーカーに言われたので、日本の卵黄と化学調味料のおいしいマヨネーズは使えません。
そこで、オーガニック店から、フランス政府に訴えられそうな「卵黄なしマヨネーズ」を買ってきましたが、あんなのマヨネーズじゃない。
そこで、かねてから味噌味が大好きだった僕は、そのいんちきマヨネーズに、台湾製オーガニック赤味噌をブレンドしてみました。
そしたら、色はともかく、味はおいしいマヨネーズのようになった。味噌万歳!
うまい味噌がなかったら、食事にならんだらー。
中国人よ、われわれにっぽん人に、味噌の作り方を教えてくれてありがとう。本当に感謝しているよ。知識使用料払え、なんていわないでね。
思えば、子供のころ、近所のラーメン屋「天龍」で、一等好物のメニューは、「味噌バターコーン」だった。(台北のラーメン屋にもあるよ)
もともと、ひき肉を味噌味で炒めたソースがうどんに乗った、中国北方起源の料理・台湾の炸醤麺が好物です。
そして、宮崎あおいちゃん主演のジャズ少女が、ジャズをあきらめて岡崎の味噌屋に入るというストーリーのドラマ「純情きらり」に洗脳されて、毎日味噌を食べるようになった。
中国人は、「00を食べると、自分の体の00にいいよ」といって、変な部位のお肉を食べる人がいるが、味噌を食べていると、確かに脳みそがよくなったような気がする。